1-02.今更聞けない「住宅性能表示」ってなに?

耐震偽装事件以来、「住宅性能表示」という言葉をよく目にします。
しかし実際には、言葉は知っていてもどのような内容であるかは知らないというケースが多いようです。
ここでは、知っているようで知らない「住宅性能表示」について詳しく説明していきます。

「住宅性能表示」とは、平成12年(2000年)4月1日に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」という制度に基づく表示をいいます。
この法律は、良質な住宅を安心して取得できるようにすることを目的に制定されました。
ではこの表示によって、私たちは何を知ることができるのでしょうか。

(1) 構造の安定-地震・台風・積雪などに対する建物の強度
(2) 火災時の安全-火災時の出火防止や安全な避難ができるか
(3) 劣化の軽減-経年による劣化を軽減できる材料が構造躯体等に使用されているか
(4) 維持管理への配慮-給排水管や給湯管・ガス管等が維持管理しやすいか
(5) 温熱環境-省エネルギー対策ができているか
(6) 空気環境-ダニ・ホコリなどによるシックハウス対策ができているか
(7) 光・視環境-採光・日照・通風などに関する開口部面積と位置
(8) 音環境-防音・遮音対策はできているか
(9) 高齢者等への配慮-高齢者・障害者対策はできているか
(10) 防犯性-侵入防止対策等が為されているか

「住宅性能表示」は任意ではありますが、第三者である専門家による評価を得られるという意味では、住まいの基本性能を知る基準として見ることができるものといえるでしょう。

→”1-03.「住宅瑕疵担保履行法」を知っていますか?”を読む